きじたび日記 Vol.20 アラブ首長国連邦 アブダビ2

UAE,その他

シェイク・ザーイド・グランド・モスクにて

*世界最大の鷹狩りの展示会ADHEX、写真がもっと見たいという要望があったので追加記事です。

アラブ首長国連邦の首都、アブダビは1958年に石油が発見され、舗装道路ができたのは1961年。1971年に独立。

砂漠のベトウィン生活から未来都市の生活に変わるまで、ほんの50年。あらゆる生活品を輸入し都市生活をしていてますが、伝統的な生活習慣や文化への誇りは高く、この鷹狩り展示会も盛況でした。

アブダビの文化事業の一環として、ADHEXでアブダビ観光案内や日本石油、ジャパンプロモーションなど文化の紹介をおこなっていました。日本石油ブースの和太鼓の講演は人気で、日本人と現地の方との和太鼓グループも。日本の鷹匠の方もきて日本製の商品を紹介していました。

会場は白いカンドゥーラを着てターバンを巻いたアブダビ男性のみ、鷹や車やライフルを見に来てます。巨大ドッグランでラクダ・馬・血統書付きの犬の品評会もあり。なぜか猫だけはボランティア団体の譲渡会でした。子供連れもチラホラいて、鷹を買ってあげるのかな、、みたいな光景も。(子犬買ってあげるみたいなノリでしょうか?)

肝心の日本ブースでは書道、陶芸、着物などの展示販売をしていましたが、和太鼓以外はあまり興味を示されておらず、、個人的な感想ですが、

・中国製の安い商品か、高い欧米のブランド品かの2択。日本製の質が良く価格がそこそこというゾーンがない。
・砂漠に侘び寂びの日本文化は難しい。金をあしらったものは好き。
・女性が個人で買い物に来ることはない。
・日本のアニメは浸透していて、ファンの子が遊びにきてた。アバヤの下は現代っ子。

展示会以外だと
・食事が案外美味しい。どこでもハズレはなし。食材はほぼ輸入だと思うが、中東料理などでも香辛料が口に合わないということがなく食べやすい。
・暑い。基本ビルからビルへの移動で外に出ないが、外はサウナの中にいる感じ。
・高級ショッピングモールはガラガラだが、洗練されてておしゃれ。やたら香水屋が。
・ららぽーとみたいな庶民派ショッピングモールは、グローバルチェーンの店が多く、働きに来ている外国人で賑わっている。