きじたび日記 vol.23 陶芸家 田中礼

アーティスト

陶芸家、 田中礼さんの展覧会でポーチを作らせていただきました。

陶芸作品を元におこしたプリント布で、ポーチを制作。
直接お会いして、作品を見るのは展示会が始まってから。

展示会場の中目黒のギャラリー、little taoに伺いました。

初めて見る瀬戸で作られた陶芸作品。礼さんから沸きあがる感情の動きが陶芸に投影されており、直接触れることで、私自身の深い記憶や感覚がよみがえりました。

WORK SHOP『こねて、おして、文様皿』にも参加、瀬戸の土を使って、田中礼さんと一緒に文様皿を作りました。
文様のつけ方を見せてもらい、自分でも粘土をコネコネ、文様をオシオシ。
出来上がりは自由な気持ちで作れたけれど、礼さんのような綺麗な文様は作れず。


AYA TANAKA exhibition2020
10 月2 日(金) - 10 月13 日(火)
@littletao_littletao

-陶芸家 田中礼-

鳥取に生まれ、せとものの街、愛知県瀬戸市で陶芸を学び、現在も瀬戸で制作活動中。

山や穏やかな海、空、風、人、植物、彼女を通り抜けていった景色や記憶。それはランダムに湧き起こり彼女は創作へと導かれる。

彼女の手によって生き生きと形を変化させていく柔らかな土。乾燥、焼成と過程を進めるごとに硬い物質に変化していき、装飾が施される。制作過程で湧き起こる驚きや感動、閃きが作品へと投影されていきます。

それは、見る者に委ねられ想像することを促される。海の生物なのか、植物なのか、宇宙の生物か、時には鮮やかに蘇った縄文土器のようでもあります。