きじたび日記 Vol.5 ミャンマー・インレー湖
織物の国ミャンマー。
光明媚なインレー湖では、何万人もの人々が湖上で生活していました。
水上に高床式の木の家を作り、浮き島に畑を作り、漁をして、船で行き来する。
子供のときに、道が水路になってて船をこいで学校いきたい、、と妄想してたのがリアルにありました。
ミャンマー人の友達のエイちゃんにボートをチャーターしてもらって、水上の観光地へ。
お寺、レストラン、みやげ物屋、学校、ぜんぶ水上。見たことない景色。。
ボートで移動 家は湖の上に 織物工房も湖の上に
インレー湖ではハスの織物が有名で、織物工房を見学。
ハスの織物は通気性もよく軽くて丈夫で高価。お坊さんの袈裟もハスの布で、お布施で作ってもらうそうです。
蓮の繊維をとって 蓮の繊維を集めて 蓮の繊維を紡ぐ
織物工房には年配女性が仕事しにきており、私たちが見ていると疲れたのかふらっと昼寝に行ってました。
これがちょっと自分には目から鱗で。織物工場の歴史は日本の女工哀史や技能実習制度、パキスタンのビルが崩れたとかのイメージが強かったので。
こんなに手間をかけて作られるなら、おばちゃん達がお昼寝したり、おしゃべりしたり、のんびり作った布を使いたいなとしみじみ思いましたよ。
ロンジー布の土産屋さん 帰りも船。美しい夕焼け 柄で民族がわかります
エイちゃんに説明を受けながら、布を購入。民族ごとに図柄が違くて、黄色の波の線はビルマ族、黒の縦模様はカチン族、青紫地はアラカイ族、オレンジはシャン族。
都会っ子のエイちゃんは他の民族布で仕立てて着たりしてるそうで、日本の着物柄のロンジーも流行ったみたいだし、着こなしは結構自由?